そのひと言を届けるために。沖縄の家族を守るための「揺るぎない通信」 -9.1 防災の日-
沖縄セルラー電話株式会社
台風が近づくと、食料や水を備える。
最新の気象情報を確認し、家の周りを片付け、大切な人の無事を確かめる。
台風が近づくと、沖縄セルラーでも備えが始まる。
基地局の点検、非常用電源の確認、燃料の確保、復旧体制の整備。
日常からできる備えを全力で行う。沖縄のつながる安心を守り抜くために。
9月1日「防災の日」。
災害への備えが呼びかけられるこの日、沖縄セルラーは改めて「つながる安心」の重要性をお伝えします。
沖縄には、多くの離島があります。台風が接近すると、船や飛行機が止まり、人の移動が制限されることもあります。そんなとき、人と人をつなぎ必要な情報へたどり着くためのライフラインの一つが通信です。沖縄セルラーは、本島から離島まで、沖縄全体の「つながる安心」を支えるため、日々通信インフラの強化に取り組んでいます。
私たちはその当たり前を守るため、日々どのような備えを行っているのか。
沖縄の通信を支える技術者たちの想いとともにご紹介します。
――沖縄の“つながる当たり前”を支える技術者たち
スマートフォンで電話をかける。動画を見る。家族にメッセージを送る。
そんな当たり前の日常を支えることが、私たちの使命だ。
「私たちの使命は、お客さまが“いつでも、どこでもつながる”環境を守ることです。
通信は一度整備したら終わりではありません。常に変化する環境に合わせて進化し続ける必要があります。」
――基地局は、建てて終わりではない
"当たり前につながる"を支えているのが「基地局」です。基地局は、スマートフォンと通信ネットワークをつなぐ中継地点のような存在で、沖縄県内では約900局が稼働している。
≪移動基地局≫
「通信品質は、実はさまざまな要因によって変化し、新しい建物が建設されれば電波の届き方が変わるんです。大型イベントが開催されれば一時的に通信が集中します。集中しても繋がるよう、移動基地局を稼働することもあります。県内各地の基地局には、停電時でも通信を継続できるよう非常用電源を整備し、離島を含む多くの基地局で、長時間の停電にも耐えられる体制を整えています。」
役所や病院など地域の重要な施設をカバーする基地局では、通信回線を二重化し、一方の回線が被害を受けても、別のルートで通信を維持できる仕組みを導入している。
「電波は目に見えません。しかし、環境によって大きく変化します。
だから私たちは基地局を建設して終わりではなく、ビッグデータによる分析や現地調査を行いながら、細かなチューニングを繰り返しています。」
――台風のときこそ、私たちの真価が問われる
沖縄は毎年のように台風に見舞われる。強風、豪雨、停電。
通信インフラにとっても厳しい環境だ。
「特に災害時は私たちの真価が問われます。
最近では宮古島を中心に大規模な停電が発生しました。私たちは台風の進路が見えた段階から、人員や機材の事前配置を進めます。」
停電が発生した基地局には非常用発電機で電力を供給する。
通信回線が断たれた場合には衛星通信サービス『Starlink』を活用する。
そして一刻も早く復旧へ向かう。
≪非常用発電機≫
≪Starlink≫
「通信は単なる便利なサービスではありません。
災害時には、ご家族や大切な人の無事を確認するための命綱になります。
だからこそ私たちは、“つなぎ続けること” “早期に復旧させること” に強い責任感を持っています。」
台風などによる大規模な停電時には、auショップで充電サービスを提供することもある。私たちは通信設備を守るだけでなく、お客さまの「つながる安心」を支える取り組みも続けている。
――通信を守る“二つの心臓”
沖縄セルラーには、沖縄の通信網全体を監視するネットワークセンターがある。
県内の基地局を結び、本島から離島までの通信を支える司令塔だ。
そして、その司令塔は一つではない。本島内に二つ存在する。
「災害時でも連絡を取れるようにするためです。
もし一方のネットワークセンターが災害などで機能しなくなっても、もう一方が役割を引き継ぎ、通信を維持できる仕組みになっています。」
24時間365日。
基地局だけでなく電源設備や伝送設備、海底ケーブルに至るまで監視を続ける。
異常が発生すれば遠隔操作による復旧を試みる。
必要に応じて現地の保守パートナーとも連携する。
――災害時に島を孤立させない、海底ケーブルという備え
沖縄の通信を支えているのは、地上にある基地局やネットワークセンターだけではない。
普段、私たちが目にすることのない海の底にも、沖縄の通信を支える重要な道がある。
それが、沖縄と県外、そして離島を結ぶ海底ケーブルだ。
普段、私たちはその存在を意識することはない。しかし、家族への電話も、動画視聴も、離れた大切な人とのやり取りも、多くはこの海底ケーブルを通っている。
海の底で沖縄を支える、見えない大動脈だ。
「通信を止めないためには、ひとつのルートに頼らないことが重要です。
一方に障害が起きても、別のルートで通信を継続できる。そうした備えが、災害時の安心につながります。」
沖縄セルラーでは、2020年に沖縄と九州を結ぶ海底ケーブル「沖縄セルラー 沖縄~九州海底ケーブル」、通称OSOKを運用開始した。さらに2023年には、沖縄本島、石垣島、宮古島、久米島を結ぶ大容量光海底ケーブル「YUI」も運用開始した。
つながるために。孤立させないために。
沖縄本島と変わらない通信環境を届けるためには、基地局だけではなく、大容量の通信を運ぶための強い基盤が欠かせない。
「つながる安心を守りぬくために、通信は止まってはいけないんです。
そのために通信経路を複数用意し、一方に障害が起きても、別のルートで通信を継続できる仕組みを整えています。普段は意識されることのない設備ですが、止まらないようにするための重要な備えだと思っています。」
災害時に島を孤立させない。
そのための備えは、地上だけでなく、海の底にも広がっている。
――沖縄全体の通信を守る時代へ
近年、災害対策は一社だけで完結するものではなくなっている。
2026年から始まった「JAPANローミング™」※1も、その一つだ。災害などで通信設備に被害が発生した場合、他社のネットワークを活用して通信を継続できる新たな仕組みである。
「企業の垣根を越えて沖縄全体の通信を守れることに大きな意義を感じています。」
――私たちが守っているのは、通信だけではない
「人口の少ない小離島でも、安心して暮らし続けられる環境をつくりたい。
通信の力で、沖縄の暮らしをもっと便利に、もっと豊かにしていきたいと思っています。」
私たちが守っているのは、大切な人とつながれる日常。
台風の夜、離れて暮らす家族へ送る「大丈夫?」というメッセージ。
そして「無事だよ」という返事。
そのひと言を届けるために、 私たちは通信を守り続けています。
いつ起こるかわからない災害。だからこそ、 見えない場所で備え続けています。
揺るぎない通信は、最新の設備だけではつくれない。その裏側にある、揺るぎない覚悟が支えています。
揺るぎない通信は、揺るぎない覚悟から生まれる。
沖縄セルラーはこれからも、この島の人に寄り添いながら、安心して暮らせる未来を全力で支えていきます。
※1 『JAPANローミング™』は一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)による商標です。
JAPANローミング™ | サービス・機能 | au
参考)https://corp.okinawa-cellular.jp/about-us/allforfamily/yuruginaitsushin/
沖縄セルラー 広報担当
auo-kouhou@au-mobile.com/(098)951-0639